活動報告

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「JIKEI DMAT」

【DMATとは】
・DMAT(Disaster Medical Assistance Team)
 -災害の急性期(主に48時間以内)に活動できる機動性をもったトレーニングをうけた
  医療チーム.
 -医師,看護師,業務調整員で構成される.

【DMAT運用基本方針】
・被災都道府県からの要請により,都道府県との平時の協定に基づいた活動である.
・DMATの登録:
 -「日本DMAT隊員養成研修」を終了し,厚生労働省に登録された者.
・DMAT指定医療機関登録:
 -都道府県が,管内の病院をDMAT指定医療機関として指定し,協定を締結する.
 -協定とは,要請方法,指揮系統,業務,後方支援,活動費用,要員の身分の取り扱いとDMAT活動における事故等への補償について定める.
・上記運用方針に従い,JIKEI DMATとして活動を開始しています.


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「槍ヶ岳診療所」

慈恵医大救急部では、夏季診療所の遠隔医療支援を行っています。
慈恵医大槍ヶ岳診療所の開設は1949年と半世紀以上の歴史を誇ります。
夏季診療所に参加したい方も歓迎いたします。


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「ボクシング」

1952年、Japan Boxing Commission (JBC) が設立され、日本においてプロボクシングが本格的に
始まりました。その翌年の1953年には212名であったプロボクサーの数は1986年には963名となり、
2004年をピークに現在はやや減少傾向にあるものの、2009年には2716名と56年間に約13倍に増加
しました。年間試合数も正確な記録が残っている1986年には862試合であったが、これも最近やや
減少傾向にあるものの、2009年には1920試合と23年間に2.2倍に増加しています。
 代表的なcontact sportsであるプロボクシングにおいては、顔面の挫創や手指の捻挫など軽微な
ものから、生死に関わる頭蓋内出血まで様々な外傷が発生します。そのため、日本においては全て
の公式試合で2名のコミッションドクターが臨席し、1名はリングサイドにて待機し、リング上の選
手の安全管理を行うとともに試合続行が危険と判断した場合にはレフリーに試合中止を進言します。
もう1名は試合後の選手の検診及び外傷処置を行っています。
 年間の試合数の半数以上が行われる関東地区においては、当慈恵医大救急医学講座と脳神経外科学
講座、駿河台日本大学病院救命センターがこれを担当し、緊急時には速やかな選手の受け入れと開頭
手術を含めた処置が可能となるようにstand-byしております。