ご挨拶


大会長からのご挨拶

CEO

 

日本救護救急学会は、我が国のファーストレスポンダーの在り方を研究し、救急車が到着するまでの救護救急体制の普及と実践につとめ、また医学的な質の担保を行い、最終的には国民の福祉の向上をめざす目的に活動を展開しています。東京オリンピック・パラリンピックでは日本救護救急学会がファーストレスポンダー教育・研修でサポートさせていただき、本学会の役割をひとつ果たせたのではないかと考えています。しかし今後の日本におけるファーストレスポンダー普及の大きなブレイクスルーになると期待した東京オリンピック・パラリンピックが無観客になり、残念ながらファーストレスポンダーが広く日本に普及できたとは言い難い状況ではないでしょうか。

この度、第7回日本救護救急学会・学術集会を2022年10月15日(土)に東京慈恵会医科大学で開催する運びとなりました。

本学術集会ではこれからのファーストレスポンダーの更なる普及に向け、テーマに「共助の心 〜ファーストレスポンダーの更なる普及を目指して〜」を掲げさせていただきました。総務省消防庁から2021年12月に公開された「救急・救助の現況」では新型コロナ禍で目撃ある心停止の社会復帰率の低下が報告され、地震や洪水などによる自然災害の脅威が迫る中、ファーストレスポンダーのあり方を改めて考え、ファーストレスポンダーの更なる普及ができるような会にできればと考えております。そのためには、医師や看護師や救急救命士をはじめ、水辺で活動しているライフセーバーや、スポーツ現場を支えるトレーナーの方々など、多くの皆さんに会にご参加頂き、病院前救護やその指導や体制整備について熱く議論できる機会となればと思います。

各位におかれましては本学術集会の主旨をご理解の上、何卒ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

2022年5月吉日

第7回日本救護救急学会学術集会 会長 
東京慈恵会医科大学救急医学講座 主任教授
武田 聡